ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏が、今後パワーユニットのアップグレードを行う上で、信頼性を気にしすぎることなく、大きなパフォーマンス上のゲインを求めていくと語った。

 マクラーレンのパートナーであるホンダは、カナダGPで今シーズン開幕以降初めて、トークンを使ったアップグレードを行った。ターボチャージャーの改善に2トークンを使用したホンダは、今季中あと12トークンを使うことができる。

 今後のアップグレードについて長谷川総責任者は、信頼性の面で慎重になりすぎることなく、パフォーマンス向上を実現していきたいと語った。

「実際に今、信頼性を気にしてはいますが、気にしすぎてはいません」と長谷川総責任者が語ったとF1iが伝えた。

「十分なパフォーマンスがあるのであれば、それを導入します。そういう状況で導入を躊躇する理由はありません。もちろん1レース走り切れるという確信は必要ですが」

 今後はICE(エンジン)に関するアップグレードを導入することを目指しているホンダだが、現段階ではまだ十分なパフォーマンス向上を確認できていないという。

「単純な話で、アップデートを行うだけのパフォーマンスがないため、導入することができません。まだその準備ができていないのです。理想的なパーツが用意できていません」と長谷川総責任者。

「すべてを変えるだけの時間もトークンもないので、一部のパーツを変更していきます。個別のテストではある程度メリットを確認したものもありますが、エンジン全体でのメリットは証明されていません」

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