ウォルフはまた、2019年にディーター・ツェッチェからダイムラー社のCEOを引き継いだオラ・ケレニウスとの関係が困難かつ緊張したものだとする報道についても一蹴した。

「ふたりの関係が機能していないという噂を聞いて、オラと一緒に大笑いしていた」

「我々は毎週何度も電話で話をしており、彼もチームの運営について深く関わってくれる。私にとって彼は非常に良き議論の相手であり、ディーターのときと同様、その関係を続けていきたい」

 それでも、2020年以降にウォルフがメルセデスに残るかどうかは未確定のままだ。ウォルフ自身は、F1事業の代表者として今後もチームに“多くの価値”を与えられると考えているが、いくつかの要素について引き続き検討が必要だとも明かした。

「自分自身で考える必要がある。最初の頃はチームに多くの価値を与えられたのに、もうそれができなくなって、いつの間にか偉大だったチームをただのチームに変貌させてしまった、というような代表者にはなりたくない」

「私は今でも多大な貢献ができると思っているが、もちろん自分の将来については熟考中だ。オラとは、どのようにすべきかを話し合っている」

「これは単なる雇用契約の話にとどまらない。保有する株式の問題とも関係してくる。我々は、双方の将来を形作る作業の真っただ中にある。したがって、それがチーム代表であれマネージングディレクターであれ、特定の言葉に固執するようなことはしたくない」

「正直に言って今はまだ何の決断も下していない。なぜなら、今シーズンのレースもまだ始まっていない段階だからだ。だから、今後の契約や議論についても話しながら進めていくことになるだろう」

2019年F1メキシコGPでのトト・ウォルフ代表とルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年F1メキシコGPでのトト・ウォルフ代表とルイス・ハミルトン(メルセデス)

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