2025年のAXCRアジアクロスカントリーラリーは8月16日、競技最終日のレグ8が実施され、チーム三菱ラリーアートのチャヤポン・ヨーター(112号車ミツビシ・トライトン)が総合優勝の栄冠に輝いた。
8月8日に開幕し、翌9日から計6日間にわたる競技が行われた第30回AXCRの最終日は、タイのパタヤを発着点とする総走行距離327.83kmのルート設定となり、このうちタイムアタックが行われるセレクティブセクション(SS)は69.55kmのショートステージで争われた。SS8は前日の降雨の影響で路面は湿り気を帯び、ところどころに水たまりが残るコンディションのなか、総合首位につけるヨーターを先頭に各車がスタートを切っていった。
