5月10日、ベルギーGPや24時間レースの開催地として知られる、アルデンヌ地方のスパ・フランコルシャン・サーキットで2025年WEC世界耐久選手権第3戦『トタルエナジーズ・スパ・フランコルシャン6時間レース』の決勝レースが行われ、ハイパーカークラスは51号車フェラーリ499P(フェラーリAFコルセ)が、LMGT3クラスは21号車フェラーリ296 GT3(ビスタAFコルセ)が優勝を飾った。
前戦イモラでも勝利を収め、ドライバーズランキング首位で第3戦に乗り込んだアレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョビナッツィ組は、選手権ポイントを75としてチームメイトとの差を拡げることに成功。また、マニュファクチャラーズ選手権では51号車と50号車がワン・ツー・フィニッシュを飾ったことでフェラーリが大量得点を手にし、ランキング2位に浮上したトヨタとの差を65ポイントと大きく拡げている。