5月8日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでWEC世界耐久選手権第3戦『スパ・フランコルシャン6時間レース』のフリープラクティス2回目(FP2)が行われた。クラッシュが相次いだ影響で赤旗が複数回提示された同セッションでは、ケビン・エストーレ/ローレンス・ファントール/パスカル・ヴェアライン組の6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)がトップタイムをマークし、初日最速のマシンとなっている。
現地16時30分から開始されたFP2は波乱を予感させる幕開けとなった。セッション開始早々、前戦イモラの覇者であるアントニオ・ジョビナッツィがアウトラップのラディオンでクラッシュ。ドライバーの救出および51号車フェラーリ499P(フェラーリAFコルセ)の撤去とバリアの修復のためすぐさまレッドフラッグが出されることとなった。