5月10日に行われたWEC世界耐久選手権第3戦『スパ・フランコルシャン6時間』レースでワン・ツー・フィニッシュを飾った2台のファクトリー・フェラーリ499Pの間での物議を醸したピットレーンでの順位入れ替えについて、フェラーリAFコルセはレース後、当該行為を擁護する発言を行った。
■スチュワードの見解は「ピットレーンの不正使用に当たる」
跳ね馬は今シーズンのWECで開幕から連勝を続けており、スパではアレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョビナッツィ組の51号車が、アントニオ・フォコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン組の50号車に勝利した。
レース80周目、4時間目初頭のセーフティカー導入時に、2台のフェラーリは、ほぼすべてのハイパーカー勢とともに、テール・トゥ・ノーズの状態でピットインした。このとき、モリーナの50号車がジョビナッツィの51号車をリードしていた。