9月7日、アメリカ・テキサス州オースティンに位置するサーキット・オブ・ジ・アメリカズで、WEC世界耐久選手権第6戦『ローン・スター・ル・マン』の決勝レースが行われ、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの6号車ポルシェ963(ケビン・エストーレ/ローレンス・ファントール/マット・キャンベル組)が雨に翻弄されたレースで勝利。現チャンピオンカーが今季初優勝を果たした。
LMGT3クラスでは、最終盤に77号車フォード・マスタングGT3からトップの座を奪い取った、ビスタAFコルセの54号車フェラーリ296 GT3(トーマス・フロー/フランチェスコ・カステラッチ/ダビデ・リゴン組)が2025年シーズン初優勝を飾っている。
【追記】チェッカー後、54号車フェラーリに5秒加算ペナルティが課された。これによりフェラーリはLMGT3クラス3位に降格。代わって2番手でフィニッシュした95号車マクラーレン720S GT3エボ(ダレン・ラーン/ショーン・ゲラエル/佐藤万璃音)が繰り上がりでクラスウイナーとなった。
