78号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)がポールポジションからスタートしたLMGT3クラスでは、序盤77号車フォード・マスタングGT3(プロトン・コンペティション)が首位に浮上し、最初のVSC/セーフティカー時には87号車レクサスが首位に立った。

 2時間40分を前に導入された短時間のFCY明け、88号車フォードのジャンマルコ・レボラートが第2シケインへの進入で87号車レクサスをオーバーテイクし首位を奪う。直後、87号車レクサスはスローダウンからコース脇にマシンを止め、クレメンス・シュミットはルーフを叩いて悔しさを露わにした。

 3時間30分経過時点での4度目のVSCでのピット作業を経て、ランキング実質2位の92号車ポルシェがクラス首位へと浮上する。そして2番手には、序盤のベン・キーティング乗車時にVSC違反によってドライブスルー・ペナルティを受け、一度は上位から脱落していたランキングリーダーのエドガーがドライブする33号車シボレーが浮上し、これに88号車フォードが続く形となった。

 残り2時間9分で迎えたリスタートでは、88号車が2番手を奪い返すが、ピットレーンでのスピード違反により15秒のストップ・アンド・ゴーペナルティを科せられてしまう。やがて77号車フォードのベン・タックが2番手へと浮上すると、92号車ポルシェをオーバーテイクし、残り1時間34分時点でトップに立った。

 しかし77号車はマシンに損傷を負ってピットで修復を強いられる。代わって、最後の1時間は再び92号車ポルシェが首位を走行した。ファイナルラップでは23号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3のエドゥアルド・バリチェロが迫ったが、参戦100戦目を迎えた92号車のリエツが0.270秒差で抑え切り、最終戦での優勝を決めた。

 3位でチェッカーを受けた33号車シボレーのエドガーがドライバーズ・タイトルを、TFスポーツがチーム・タイトルを手にしている。

ポルシェ911 GT3 R
92号車ポルシェ911 GT3 R LMGT3(ザ・ベンド・マンタイ) 2026年WEC第8戦モンツァ
2026WEC第8戦モンツァ
LMGT3クラスのタイトルを獲得した33号車シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R(TFスポーツ) 2026年WEC第8戦モンツァ

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