2025年F1第21戦サンパウロGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がピットレーンからスタートし、3位でフィニッシュした要因のひとつが、パワーユニット(PU)を交換し、フレッシュなエンジン(ICE)でレースを戦ったことが挙げられる。この決定はフェルスタッペンが予選Q1敗退した後、程なくして決定されたとホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)は説明する。
「予選順位が悪かっただけでなく、クルマの状態も酷かったので、セッティング変更が必要だから、パルクフェルメ・ルールを破ることは早々に決まりました。そこで、新しいパワーユニットも入れていこうということになりました」
