ジョナサン・ウィートリーのアウディF1チームからの離脱は突然の出来事だった。イタリアメディアにより報道がなされ、それからわずか24時間後に、アウディが正式な発表を行うという展開だった。
こうした事態は偶然では起こらない。アウディは、ウィートリーがチーム代表の職を離れてイギリスに戻り、かつてのレッドブル時代の同僚であるエイドリアン・ニューウェイのもとでアストンマーティンに合流したいと考えていることを、ある程度把握していた。ただ、ウィートリーはアウディと長期契約を結んでおり、しかもまだ1年も経っていなかった。そのため、アウディは彼を簡単に手放す気はなく、アストンマーティンのオーナー、ローレンス・ストロールの計画は阻まれていた。
