■BWTレーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 決勝=9位

2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)
2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)

 今日のレースで起きたことは、本当に理解しがたい。しっかりと解明しておく必要がある。ポールポジションからいいスタートを切って、最初のスティントでは10秒以上のリードを築くことができた。そして、第2スティントに向けて、最高の結果を手にするための確かな基盤ができていたんだ。

 レースの全体を通じて、僕はインターミディエイトタイヤのグレイニングに苦しんでいた。チームがあのタイミングで僕をピットに呼び入れたのは、正しい判断だった。グレイニングが極度に悪化していたし、いずれスリックで走れるコンディションになるとは思えなかったからだ。ところが、2セット目のインターミディエイトでもひどいグレイニングが起きて、プッシュして順位を取り戻すことができなかった。

 振り返って考えてみると、ステイアウトしていれば、そのうちタイヤはきれいになったのかもしれないが、あとからそう言うことは誰にでもできる。土曜日にポールを獲ったのは、素晴らしいことだったけど、ポイントは日曜の成績に与えられる。かなりの周回にわたってレースをリードするのは楽しかったよ。でも、最後の周にリードしていなければ意味がない。僕としては残念な結果に終わったが、チェコ(ペレス)が貴重なポイントを稼いでくれた。終盤戦に向けて、気持ちを切り替えるよ。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
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