■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選 8番手
どうして前戦はポールだったのに今日は1.8秒も離されてしまうのか、理解しがたいね。しかもマックス(・フェルスタッペン)に遅れを取っただけではなくて、アルピーヌからもコンマ6秒離された。
気温が低いときには苦労し、今年のイモラがそうだったように、タイヤをうまく機能させることができないんだ。
明日はアルピーヌやマクラーレン、ウイリアムズよりも良いペースを発揮できるという自信がある。一方で、レッドブルやフェラーリよりはコンマ5秒から1秒遅いだろう。
今夜は自分たちのペースについて調査する必要があるけれど、予選が終わったのはよかった。予選は僕たちの弱点なんだ。明日はもっと速いはずだよ。
メルセデスにとって予選7番手と8番手は望む位置ではないし、このマシンのポジションではないことは分かっている。明日良い結果を出すために努力していく必要があるね。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選 7番手
改善に向けてみんなが必死に働いてくれているから、ギャップは縮まっているだろうと楽観的な気持ちでここに来たんだ。だから(トップから)1.8秒差というのには心底がっかりした。でもこれが現実だ。
僕たちはこのマシンにずっと苦労し続けている。今年が終わった後、このマシンを恋しくなることはないだろうね。
前の2チームは、別のリーグにいるから、落ちてくるのを期待し続けるわけにはいかない。態勢を立て直して、来年のマシンは望みどおりのものにする必要がある。今シーズンの残りのレースでは、今あるもので最善を尽くすつもりだ。
僕たちのマシンはドラッグが大きすぎ、コーナーでの空力バランスが不安定だった。それを調整するのはかなり難しいけれど、明日に向けてベストを尽くしたい。
チームの全員が必死に働いていることを知っているだけに、皆のことを考えると残念でならないよ。全員がすべてを注ぎ込んでいても、時には良いけれど、とても悪いこともある。それがこのマシンの根本的な性質なんだ。
(予選後の会見で語り)来年のマシンをどのように設計し、作り上げるかに集中すべきだ。(今回のレースでは)トップ5に入れればうれしいけれど、今週末、このマシンにトップ5のスピードはないから、ひたすら走り続けて、どこまでやれるかを見てみるよ。
