トヨタTS040ハイブリッドでの2015年ル・マン24時間レース惨敗を受けて、それまでの自然吸気3.7リッターV8エンジンを捨て、2.4リッター直噴V6ターボを開発してTS050ハイブリッドに搭載したことはこれまで公表されていたが、2017年に向けて、さらなる大幅なパワーアップを目指して、V6ターボエンジンが大幅改良されていたことが明らかになった。
通常、レーシングエンジンでも、市販車用エンジンでも型式名が存在するものの、TS030ハイブリッド以降のWECプログラムではエンジン型式は存在しない。ハイブリッドシステムと一体として機能することを前提としているからだ。