「アルピーヌの耐久プログラムは、モータースポーツに対するブランドのコミットメントと野心を強調するものだ」と語るのは、アルピーヌのローラン・ロッシCEO。

「F1とエンデュランスレースの両方に参戦することで、アルピーヌはモータースポーツの最高峰であるF1と耐久レースの両方に参加する数少ないブランドのひとつになる」

「私たちはF1と耐久レースにおいて技術的な相乗効果を最大限に活用し、名だたるライバルたちに対して優位に立つことができるだろう」

 アルピーヌがハイパーカークラスでLMDhを選択したことは、このブランドの狙いと経済的な分野で理にかなっている。

 ACOによって確立された新しいレギュレーションにより、アルピーヌはLMP2ベースのハイブリッドマシンでLMHを選択したトヨタとグリッケンハウス、2022年に登場予定のプジョーとバイコレス、さらに2023年から参加すること発表しているフェラーリといったライバルメーカーと対等に渡り合い、総合優勝を争うことが可能となる。

 また、カスタマーチームへの車両販売も容易であることがLMDhの魅力のひとつであり、今回発表された計画によってアルピーヌは少なくとも今後4年間、耐久レースへのコミットメントを確保することができた。

 シグナテックを率いるフィリップ・シノーは、「我々はLMDhに参入するアルピーヌのパートナーに選ばれたことを非常に誇りに思っている。これは、8年前に始まった共同プロジェクトの集大成だ」と語った。

「私たちはこれまで以上に大きな野心を持っており、このコラボレーションを別のレベルに引き上げることができてうれしく思う」

「モータースポーツの世界で32年のキャリアを積んだ後、情熱を持ち勝利のためだけに生きるブランドであるアルピーヌとともに、世界でもっとも権威のあるコンストラクターに挑戦することを楽しみにしているんだ」

 アルピーヌとそのパートナーであるシグナテックは、2024年までの耐久レース・プログラムの継続について検討を開始した。アウディ、ポルシェ、アキュラ、BMW、キャデラックに続く6番目のLMDhメーカーとなる彼らは、LMDhでのシリーズ参戦に向けて最善の準備をするためにWECに参加し続けたいと考えているが、現時点では具体的なプログラムは明らかにされていない。

2021年シーズンのWECを戦うアルピーヌA480のカラーリングが施されたオレカ05(左)とアルピーヌA110(右)
2021年シーズンのWECを戦うアルピーヌA480のカラーリングが施されたオレカ05(左)とアルピーヌA110(右)

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