「私たちは、すでにそれらのテストを開始している。なぜなら、それが進むべき道かどうかを知っておく必要があるためだ」とクラトルは述べた。

「私たちの弱点は、やはりクルマのドライバビリティにある。パフォーマンス面では全体を再ホモロゲートするほどではないが、信頼性の問題がある。基本的には、それが我々が取り組んでいる主なことだ」

「MGUには信頼性があり、それはハイブリッド・パートナーとも協力しているが、クルマ側にル・マンや他のレースでも見られるように問題がある」

「これらは、私たちがライバルメーカーに追いつかなければならない領域だ」

「パフォーマンスではなく信頼性の問題だ。再ホモロゲーションが可能なのは、まさにそのウインドウであり、それこそが我々が取り組まなければならないことなんだ」

 LMDh規定に従いアップデートはポルシェ・ペンスキーのファクトリーカーだけでなく、ポルシェのカスタマーチームが走らせるすべての『963』に適用される。

 クラトルは現在のエアロパッケージは2024年まで維持され、再ホモロゲーションは行われない見込みであるとし、クルマの外観に目立った変化はないと指摘した。

「信頼性を高めるという点では重要(なアップデート)だが、熱心なファンや人々がサーキットで目にしたときに(見た目で違いが)わかるようなものではない」と同氏。

「空力面で大きな変更はない。あくまでもメカニカルなものだ。重要なのは信頼性だからね」

「繰り返しになるが、クルマはエアロウインドウ内でホモロゲーション登録がなされているため、私たちは車体のアップデートなどは計画していない」

「それは我々の弱点でもない。パワーステアリングの不調といったような複数のトラブルがあり、信頼性の部分に解決すべき問題があるんだ」

WEC富士の前半戦をリードした、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの6号車ポルシェ963
WEC富士の前半戦をリードした、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの6号車ポルシェ963
ポルシェLMDhファクトリー・モータースポーツ・ディレクターのウルス・クラトル
ポルシェLMDhファクトリー・モータースポーツ・ディレクターのウルス・クラトル
JDCミラー・モータースポーツが2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で走らせているポルシェ963
JDCミラー・モータースポーツが2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で走らせているポルシェ963

本日のレースクイーン

雪野るなゆきのるな
2026年 / スーパー耐久
エヴァンゲリオンレーシング サーキットメイト
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円