■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 決勝=6位
フェラーリのドライバーとして迎える初のイタリアGPは、本当に特別なものだった。結果はいまひとつだったかもしれないが、この週末は一生忘れられないだろう。言うまでもなく、ティフォシの前でポディウムに立ちたかったけど、それはさすがに無理だった。今日は上位を争えるだけの力がなかった。土曜の朝から、クルマが思いどおりにならず苦戦していたんだ。リヤが滑りがちだった上にトップスピードも足りなくて、とてもトリッキーな状態でのレースを強いられた。
そうしたことをすべて考慮すれば、6位は悪くない結果だ。だが、僕らはそんなところを争うためにレースをしているのではない。来年は必ずここで優勝を目指して戦えるように、改善を続けないといけない。ワンツーフィニッシュを達成したマクラーレンのみんな、おめでとう。彼らにふさわしい結果だった。ロシアで彼らとレースをするのが待ちきれないよ。
