投稿日: 2024.02.13 07:01
更新日: 2024.02.12 23:11
更新日: 2024.02.12 23:11
“増員なし”でF1プログラムを開始するHRC US。WEC参戦には「BoPが公平かチェックすることも必要」
Masahiko Amano/Amano e Associati
アメリカでホンダ/アキュラブランドのモータースポーツ活動を担ってきたホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)は2023年12月に名称を変更し、ホンダ・レーシング・コーポレーションUSA(HRC US)となった。
これによりHRC USは、日本のHRCと連携しながら、F1を含むグローバルな四輪モータースポーツ活動に携わっていくことになる。
2024年1月25〜28日にアメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦・デイトナ24時間レースは、この体制変更後のHRC USにとって最初のイベントとなった。
新たに『HRC』のロゴをまとった最高峰GTPクラスのアキュラARX-06(ウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティ)の2台にはともにトラブルが発生。しかし40号車(ジョーダン・テイラー/ルイ・デレトラズ/コルトン・ハータ/ジェンソン・バトン)は3位表彰台に登壇している。
ここでは、HPD時代からHRC USを率いるデビッド・ソルターズ社長に、HRC USが担う役割やこの先の展望などについて聞いた。HRCの渡辺康治社長のインタビュー記事(/sports-car/1039000)と合わせて、お読みいただければ幸いだ。
■体制変更前から集まっていた「とても優秀なエンジニア」