Juju、ダブルヘッダーのもてぎ大会、土曜日は19位でフィニッシュ
4月19日(日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎにて2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権・第3戦が開催されました。今大会は土・日連戦のダブルヘッダーで、その初戦となる本日の第3戦で、HAZAMA ANDO Triple Tree Racingの10号車をドライブするJujuは、ブレーキトラブルに苦しみながらも19番手でチェッカーを受け、完走を果たしました。
前日金曜日のFP時にブレーキにトラブルが発生し、チームは深夜まで対応作業を続ける厳しい状況に。万全の状態とは言えないなかで迎えた予選の結果、決勝は22番グリッドからのスタートとなりましたが、クリーンでポジションどりもよいスタートがきれ、数台をオーバーテイクすることに成功。しかしレースはオープニングラップからクラッシュが発生しセーフティカー(SC)が導入され、波乱含みの展開に。
そんななか、Jujuは10周目のミニマムウインドウでピットインし、タイヤ交換を実施。大きなミスなく走行を続けたものの、33周回を通してブレーキに苦しみ、自分自身のドライビングができないなかペースを上げることができないまま、19番手でチェッカーを受けました。
■ドライバー Jujuのコメント
「昨日のブレーキトラブルを完全に解決しきれないまま予選・決勝に臨む形になってしまい、その影響が両方のセッションに出てしまいました。予選ではブレーキバランスが思うように取れず、アタックが決まりませんでしたし、決勝でも同じような症状が出てしまい、安定したペースで走ることが難しい状況でした」
「悔しい結果になってしまいましたが、こうした状況でも最後まで走り切れたことを前向きに捉えつつ、『負けても負けても、あきらめない』精神で、明日に向けて少しでも改善できるよう、準備します」
■監督 野田英樹のコメント
「昨日ブレーキのトラブルがあって、夜遅くまで作業が続いたなかでのレースでした。スタッフ全員がギリギリまで頑張ってくれましたが、やはり万全な状態とは言えないまま予選・決勝を迎えることになってしまいました」
「レースでは序盤にポジションを上げることができたものの、ペースが上がらず苦しい展開に。とはいえ、大きなトラブルなく完走できたのは次につながる部分もあると思います。明日のレースに向けて、しっかり見直して臨みます」