メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのチーム代表であるトト・ウォルフは、F1第12戦オランダGPの決勝レースの残り7周の時点で、ジョージ・ラッセルに対しアンドレア・キミ・アントネッリを先行させて2番手を走らせるよう指示したチームの判断を擁護した。ウォルフは、バーチャルセーフティカー(VSC)の導入前はアントネッリがラッセルの前を走っていたこと、またスクーデリア・フェラーリHPの2台がメルセデスの脅威になりつつあったことを指摘し、「難しい決断ではなかった」と主張している。
アントネッリとラッセルがF1での初タイトルを争うなか、ラッセルに直接のライバルに対して3ポイントを譲らせるという判断、そしておそらくVSCのおかげで3番手を守ることができたラッセルがさらに4ポイントを失うリスクがあったというのは、彼にとって非常に厳しい状況だった。しかしウォルフは、この決定による後遺症のような影響は生じないと見ている。
