「この重要な発表は、耐久レースの共通の未来を築くという我々の野心から生じている」と、ACO会長のピエール・フィヨンは述べている。
「我々は皆、この画期的な合意を達成するために協力してきた。すべてのステークホルダーに心から感謝したい」
「これはチームにとっても、ファンにとっても素晴らしいニュースであり、耐久レースの輝かしい未来を緻密に描くものだ」
「マニュファクチャラーは、同じモデルのクルマで世界最大の耐久レースに参加できることを夢見ていた。これが現実となるだろう」
IMSAプレジデントのジョン・ドゥーナンは、この発表に先立って先月パリで行なわれたグループ・ミーティングが、プロトタイプ・スポーツカーレースに「革命を起こす」可能性があると信じている。
「世界で最も権威のある耐久レースのステージにおいて、世界で最も優れた自動車メーカーの多くが関連技術を示すための、非常に競争力の高いトップカテゴリーのステージが設けられた」とドゥーナンは述べている。
「我々はともに次世代の耐久スポーツカーレースファンと関わり、我々のスポーツを最高レベルへと引き上げる機会を持つ」
FIA世界耐久委員会の委員長を務めるリシャール・ミルは次のように付け加えた。
「チームとマニュファクチャラーが同じクルマですべてのトップ耐久レースに参加できるという夢が、いまやすぐそこに迫っている」
「モーターレーシングの歴史における、意義深い瞬間だ」
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