■明日こそは優勝の二文字を目指して頑張るのみ
#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT

 第4戦で2位表彰台を得て、復活の狼煙を上げた#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT。後半戦に突入するこの鈴鹿から巻き返しを図りたい。

 午前中のフリープラックティスはレッドフラッグが多く出てしまい、まともに走行するチャンスが少なく、序盤は下位に沈んだ。しかし、ここで課題を見つける事が出来て、GT500クラスの専有走行には車のセットアップが進み、2番手のタイムを記録する事が出来た。

 予選に向けてチームの雰囲気は良い。

 Q1のアタッカーは大津弘樹選手だ。大津選手は午前のセッションでタイムアタックが出来ておらず、どの程度、自分のパフォーマンスを発揮出来るか見えなかったが、1分46秒台のタイムを叩き出し、見事にQ1を突破する事に成功した。

 Q2は太田格之進選手だ。セッション半ばまでピットで待機し、コースイン。しっかりとタイヤを暖めてアタックラップへ入って行った。

 太田選手は午前のタイムを更新したものの、わずかな差で3位となった。明日は2列目からのスタートなので、十分に優勝を狙えるポジションだ。是非、明日のレースに期待して欲しい。

鈴木亜久里監督のコメント

「予選でプレリュードが上位を占めたので好調であることは間違いないと思っています。フリープラックティスでは2位だったんですけど、予選では前を走っていた車がコースアウトしてしまって、少しアクセルを戻してしまったので、コースインさせるタイミングを誤ったのかも知れません。
明日はタイヤのマネージメントが重要になってくると思います。予選はミスがあったものの、ポジションは悪く無くて、十分優勝を狙えるので頑張って行きたいです」

田中洋克チームディレクターのコメント

「フリープラックティスの走り出しは大津が担当していたのですが、あまりコメントが良くありませんでした。セッション中にセットを変えていって、500の専有でトップは獲れなかったものの、2番手のタイムだったので感触良く終われたので予選に期待していました。午前中速かっただけに、セットをどこまで詰めて行くか決めづらかったのもあり、足りないところがあったのだと思います。でも、明日は頑張ります」

太田格之進選手のコメント

「ポールを狙っていたので、獲れなかったのは悔しかったですけど、結果的に3位ということで、十分に優勝を狙える位置なので明日のレースが楽しみです。この結果はある程度は満足していますが、悔しさも残っている微妙な印象が残っていますが、今回は優勝が一番の目標ですし、明日のレースまでしっかり準備して結果を残したいです」

大津弘樹選手のコメント

「Q1はドライビングを車に上手く合わせるのが難しかったのですが、何とかギリギリ8番手で突破する事が出来ました。Q2は太田選手がポールを獲ってくれると思っていたので、Q2に向けてアグレッシブなセッティングになったと思うのですが、ちょっと足りない部分があったかも知れません。明日は3番手スタートなので、勝つチャンスはあると思っています。精一杯頑張ります」

太田格之進(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)
太田格之進(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT) 2026スーパーGT第5戦鈴鹿

■佐藤蓮、気負い過ぎて4輪脱輪も目指すは優勝
#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT

 第4戦の富士で順位は納得出来るポジションでは無かったが、全戦でポイントを獲得し、安定したパフォーマンスを発揮出来ている。

 午前のセッションではレッドフラッグが多くでてしまい、なかなか車のバランスを確認する事が出来なかったが、いくつか気になる点を改善して、セッション終盤のGT500クラスの専有走行でタイムアタックを行ったところ、見事にトップタイムをマークする事が出来た。午後の予選に向けてチームの士気を上がった。

 Q1は野尻智紀選手。野尻選手は午前のタイムを更新し、5番手でQ2の佐藤蓮選手につないだ。

 午前のセッションでトップタイムをマークした佐藤選手はポールポジション獲得のために気合が入っていたが、スプーンカーブでコース外に飛び出してしまい、その周のタイムが抹消となってしまった。しかし、まだ1周タイムアタックする時間が残されており、何とか4位のタイムを記録する事が出来た。

 優勝も狙えるポジションからのスタートなので、明日は今季最高のパフォーマンスを魅せたい。

#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)
#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮) 2026スーパーGT第5戦鈴鹿

土屋圭市監督のコメント

「車のセットアップも上手くいっているので、当然ポールを狙っていましたが、4輪脱輪でタイムを出し切れなかったのは残念。でも、あの蓮の意気込みや気迫は評価してあげたいね。ミスをしたと言っても4番手で優勝を狙えるポジションにいるし、車のバランスも良いので、優勝を狙って行きます」

田中洋克チームディレクターのコメント

「走り出しのドライバーの感触はあまり良く無かったのですが、セッション中に何とかうまく合わせ込む事が出来て、500の専有でトップタイムを獲る事が出来ました。予選は他車もタイムを確実に上げてくるので、車のセットを変えて行きました。その方向性がQ1ではあまり良く無かったので、Q2に向けて少し修正をして蓮に託して、凄く良い走りをしてくれたのですが、4輪脱輪してしまいました。しかし、車のスピードはあるので明日の決勝は楽しみにしています」

野尻智紀選手のコメント

「明日は4番手からのスタートになります。調子が良い車でしたので、車の状態を見ながらQ1からQ2の蓮につなげられたと思っています。蓮は素晴らしいアタックをしてくれましたが、コースをはみ出してしまい、タイムが抹消となってしまいました。しかし、限界ギリギリまで攻めていた気迫を感じた予選で、明日へのモチベーションが更に上がりました。決勝のペースも良さそうなので、明日、しっかり戦って結果を出したいと思います」

佐藤蓮選手のコメント

「野尻さんから良いフィードバックをもらって、車もQ2に向けて更に良くなったのですが、車が良くなった以上にボクが攻めすぎてしまい、コースオフしてしまいました。ポールを獲れるポテンシャルがあった車だと思いますので悔しいですけど、自分のミスは自分で取り返さないといけないので、優勝出来るように頑張ります」

野尻智紀/佐藤蓮組(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)
野尻智紀/佐藤蓮組(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT) 2026スーパーGT第5戦鈴鹿

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