第11戦オーストリアGPから続いていたマクラーレンの連勝が『5』でストップした。今シーズン、マクラーレンが優勝を逃したのは、これが4度目。第3戦日本GP(マックス・フェルスタッペン/レッドブル)、第7戦エミリア・ロマーニャGP(フェルスタッペン)、第10戦カナダGP(ジョージ・ラッセル/メルセデス)、そして第16戦イタリアGP(フェルスタッペン)だ。
マクラーレンが敗れたこの4つのサーキットに共通しているのは、マクラーレンが得意としている回り込むような中低速のコーナーがほとんどないことだ。ただし、今回のマクラーレンの敗戦には、コース特性以外の理由も関係したように思う。その要因とは、マクラーレンのふたりのドライバーにはタイトルがかかっているのに対して、それ以外のドライバーにはそのプレッシャーがないというこだ。
