アルピーヌは、今週末モンツァで行われるF1第16戦イタリアGPのフリー走行1回目において、リザーブドライバーのポール・アーロンがフランコ・コラピントのA525に乗ることを発表した。アーロンがアルピーヌから公式にレースウイークへ参加するのはこれが初めてで、アルピーヌは、2025年シーズンに義務付けられている新人ドライバーによる4回のFP1セッションのうち、2回目を終えることになる。

 これまでアルピーヌのリザーブドライバーとして今年のセッションに参加したのは平川亮だけで、第3戦日本GPのフリー走行1回目に参加した。すでにアルピーヌを離脱し現在ハースのリザーブドライバーを務める平川は、鈴鹿ではジャック・ドゥーハンのマシンでFP1に出場した。

平川亮(アルピーヌ)
2025年F1第3戦日本GPフリー走行1回目 平川亮(アルピーヌ)

■アーロンは今後ガスリーのマシンもドライブか

 エストニア出身で21歳のアーロンは、今年これまでに、第12戦イギリスGPと第14戦ハンガリーGPでキック・ザウバーに起用されており、今回の走行は通算3回目のFP1セッションとなる。アルピーヌからの公式セッションデビューを前に、アーロンはコメントを発表した。

ポール・アーロン(キック・ザウバー)
2025年F1第14戦ハンガリーGP ポール・アーロン(キック・ザウバー)

「モンツァで初めてチームと迎えるグランプリの週末に、A525のステアリングを握るのが楽しみだ」

「昨年末にテスト兼リザーブドライバーとしてチームに加わって以来、僕は全員と本当に親しくなった。金曜日のフリー走行1回目でドライブするために、チームが僕に寄せてくれた信頼に感謝している」

「週末全体を通してマシンのセットアップの手助けをし、最初から競争力のあるレースウイークを過ごすためにベストなポジションにつけられるよう、できる限りよい仕事をすることを目指している。個人的には、シミュレーターやテストの機会から得た経験をもとにして、さらに発展させていくことができたら最高だろう。確実にこの機会を活かして、僕とチームの両方にとって楽しく生産的なセッションになるようにしていく」

 今後、アルピーヌはあと2回若手ドライバーをFP1に参加させる必要があり、その際はピエール・ガスリーがマシンを譲ることになる。どちらの場合においてもアーロンがドライブすることになり、さらなる経験を積んでチームの週末の準備に貢献する機会を得るものとみられている。

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