フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、2025年シーズンはリアライズコーポレーション ADVAN ZでスーパーGT GT500クラスを戦い、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではKids com Team KCMGのアンバサダーを務める松田次生が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2025年第15戦オランダGP、第16戦イタリアGPを振り返ります。
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ベルギーGPでマクラーレンとレッドブルの特性の違いが顕著に出ていて、その特性からザントフォールトはマクラーレン、モンツァはレッドブルに合っているかもしれないと予想していましたが、結果はそのとおりになりました。
そのなかで気になったのが、ステアリングの舵角です。モンツァに関しては、マクラーレンとレッドブルは同じくらいでした。モンツァでフェルスタッペン車のフロアをアップデートしてきたことで、エアロバランスを前寄りにしてきたのではないでしょうか。それによって向きが早く変えられて旋回性能を上げられたと考えられます。
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