フェラーリの筆頭株主であり、ステランティス・グループの会長を務めるジョン・エルカーンは、フェラーリをレースで成功させることは彼にとって「個人的な事柄」だと述べた。アニェッリ家の後継者であるエルカーンは、フェラーリが株主や潜在的投資家向けにマラネロで開催したキャピタルマーケットデーで講演し、今後5年間のビジョンを発表した。
F1チームには、パフォーマンスを発揮しなければならないというプレッシャーがかかっている。また、勝利なしのシーズンを迎える運命にあると見えることで一部の観測筋からはフレデリック・バスール代表の解任を求める声も上がっているが、エルカーンは自身が所有する会社について、「フェラーリは、伝統、テクノロジー、そしてレースという3つの側面においてユニークだ」と語った。
