ウイリアムズのカルロス・サインツはF1のレース中継を指して、このスポーツの世界配信ではコース上のアクションよりも有名人の反応場面やドライバーのガールフレンドを優先していると批判した。先週末のF1第18戦シンガポールGPでは、サインツはコース上で粘り強い戦いをしていたが、テレビの生中継では注目されず、サインツは率直にF1に対し、このスポーツを形作っているレースに焦点を当てるよう求めた。

 今年のマリーナ・ベイでのレースは、過去のレースほど劇的なものではなかったものの、サインツが苦戦の末グリッド最後尾から10位まで上り詰めたレース後半の英雄的な活躍は、ハイライトになるはずだった。しかし放送では、サインツの一連のオーバーテイクは完全に省略され、また終盤にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がルイス・ハミルトン(フェラーリ)を激しく追撃したことについても触れず、代わりにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がランド・ノリス(マクラーレン)をかわして2位を守った場面を長々と取り上げた。

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