#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
ARTA 2台揃って表彰台! SUGOも大量ポイントでチャンピオン争いを優位に!

 晴天に恵まれた鈴鹿サーキットは酷暑のなか、ウォームアップ走行が始まった。トップとの差は0.3秒差で4番手のタイムをマーク。クルマのコンディションは良く、決勝は期待が持てそうだ。

 スタートドライバーは大津弘樹選手。警察車両先導のパレードラップ、フォーメーションラップの後にスタートが切られた。大津選手は順位を落とすことなく、1コーナーをクリア。そして逆バンクからダンロップコーナーへ向けて1台をパスし、2番手に浮上。クルマのバランスは良さそうだが、ペースの良いチームメイトに2周目のシケインで抜かれてしまう。

 5周目から300クラスのラップダウン車両が出始めた。2番手と徐々に差が開き始め、4番手の車両が背後まで迫ってきてしまった。

 17周目に300クラスの車両がコースアウトしてしまい、FCYが出された。次の周に解除されたが、リスタートで抜かれてしまい、4番手にドロップ。なかなかペースが上がらず、ここでルーティンのピットイン。

 太田格之進選手に交代。13番手でコースに復帰。ペースは良く、21周目にポイント圏内の10番手まで回復。太田選手のペースは良い。34周終了時点で全車がルーティンのピットインを済ませ、3番手を走行。

 46周目に300車両が130Rでコースアウト、クラッシュ。FCYが出され、すぐにSCが導入された。車両回収やクラッシュパッドの処理に時間がかかり、SC導入のままチェッカーフラッグとなった。2戦連続の表彰台を獲得し、今後のチャンピオンシップが楽しみになってきた。

●鈴木亜久里監督のコメント
「走り出してみたら、あまり調子は良く無かったね。でも調子が悪くても3位表彰台は上出来だと思います。あと、第1-2戦はノーポイントだったけど、前回、今回と2回連続表彰台と獲れたのは大きいね。調子が上向いてきたので、次回のSUGOも大量ポイントを獲得してチャンピオン争いを優位に進めたいね」

●田中洋克チームディレクターのコメント
「ウォームアップは悪く無かったのですが、レースがスタートしたらなかなかペースを上げることができませんでした。まだまだクルマのセットが決まってなくて、速さが足りていなかったのだと思います。しかしながら、前回のレースと今日のレースでだいぶデータも取れたので、次のレースではクルマのパフォーマンスをワンランク上げられると思っています。2戦連続で表彰台獲得できて結果としては悪く無いので、さらに上を目指して頑張りたいと思います」

●太田格之進選手のコメント
「2戦連続の表彰台でポイントも獲れたのでチャンピオンシップを考えると良かったと思います。勝てなかったのは残念ですが、チームメイトの16号車も優勝してくれたのと、プレリュードが表彰台独占というのも素晴らしいことだと思います。ボク達がまだ勝ててないのは悔しいですが、次ぐらいには期待を込めて勝ちたいと思います。次のSUGOに向けてしっかり準備していきたいと思います」

●大津弘樹選手のコメント
「スタート直後に2位に上がれたのでそのまま順位をキープしたかったのですが、なかなかペースを上げられなくて、試行錯誤したのですが、ピットインの時には前に離されてしまって、ギャップを縮めるのは難しく苦しい展開になってしまいました。そんな状況でも表彰台でポイントを獲得できたのは良かったと思います。次回に向けてさらに良いレースができるように頑張りたいと思います」

ARTA MUGEN 2026スーパーGT第5戦鈴鹿 決勝レポート
#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹) 2026スーパーGT第5戦鈴鹿

#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
本当に素晴らしい勝利。次回も良いレースをしてポイントを稼ぎたい!

 昨日の予選で悔しい思いをした#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTは、決勝へ向けたセットには自信を持っており、スタート前のウォームアップ走行ではトップタイムをマークした。決勝では何とか結果を残したい。

 スタートドライバーは野尻智紀選手。警察車両先導のパレードラップ、フォーメーションラップの後にスタートが切られた。クリーンスタートを決めた野尻選手はヘアピンまでにひとつポジションを上げて3番手に浮上。

 野尻選手のペースは良く、2周目のシケインで2番手に浮上。5周目から300クラスのラップダウン車両が出始めた。前とのギャップを詰めるチャンスで、野尻はじわじわと差を縮めて行き、9周目でトップの背後に迫ったが、ペースがほぼ同じなため、なかなか抜くに至らない。17周目に300クラスの車両がコースアウトしてしまい、FCYが出されたが、すぐに解除されリスタートが切られた。

 次の周にトップ車両がルーティンのピットインを行い、ここで暫定トップに躍り出る。

 22周目にピットインし、佐藤蓮選手に交代。ピットアウトしてコースインした時に、順位を争っていた車両の前に出たが、スプーンカーブの手前で抜かれてしまった。この時点で9番手を走行。

 34周終了時点で全車がルーティンのピットインを済ませ、2番手を走行。トップ車両の背後に迫るが、なかなか抜けない。36周目のシケインで前車のインを刺して、一瞬トップに立つものの、1コーナーで抜かれてしまう。

 しかし、次の周の130Rでトップ車両が300クラスの車両に引っかかってしまったところを見逃さず、佐藤選手はついにトップに立つ。その後は2番手の車両を少しずつ引き離していった。

 46周目に300車両が130Rでコースアウト、クラッシュ。FCYが出され、すぐにSCが導入された。車両回収、クラッシュパッドの処理に時間がかかり、SC導入のままチェッカーとなった。

 16号車は嬉しい今季初優勝となった。佐藤選手は記念すべきGT初優勝を成し遂げた。今のところ全戦でポイントを獲得し、ランキングも2位に浮上。この調子を維持して戦って行きたい。

●土屋圭市監督のコメント
「前回の富士でドライバーに良いクルマを用意できなかったので、今回は気合を入れてチーム皆んなで良いクルマを作り上げることができました。でも、ドライバーの技量も良くないと結果は出せないので、ドライバーも良く頑張ってくれたし、総合力が上がってきた結果だと思います」

●田中洋克チームディレクターのコメント
「申し分ないスピードで野尻も乗れていて、前を見て戦略を練れたのも良かったですし、蓮も昨日のミスをここで見事に挽回してくれたので素晴らしかったです。本当に優勝できて良かったです」

●野尻智紀選手のコメント
「ようやく勝てました。4番手からのスタートで、ボクのスティントで順位を上げて行くことができれば優勝できる可能性が高いと思っていました。そこでしっかり順位を上げることができたので、手応えはありました。蓮も果敢なアタックを繰り返してくれて、最後は順位を争っている相手のミスを誘い出すこともできたと思っています。本当に素晴らしい勝利だったと思います。次回のSUGOもまた良いレースをしてポイントを稼ぎたいと思います」

●佐藤蓮選手のコメント
「昨日の予選では凄く悔しい思いをして、絶対にポールを獲れるクルマだったので、自分のミスは自分で取り返すしかないと思って戦いました。1stスティントでは野尻さんが2台抜いてくれたので、あとはトップ車両を抜くだけだったので、いいところで抜くことができました。クルマも良かったのであとは自分のペースで走ることができました。GT初優勝なのでとても嬉しいです。次回のSUGOもしっかり戦えるように準備していきたいです」

ホンダ陣営の1-2-3となった第5戦鈴鹿。初優勝の佐藤蓮にはホンダ/HRC陣営のドライバーから手荒い祝福も

本日のレースクイーン

戸沢里美とざわさとみ
2026年 / スーパーGT
LEON RACING LADY
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年9月号 No.1623

    [ SUPER GT 熱闘“再点火”特集 ]
    RE:IGNITION

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円