今年のF1第22戦ラスベガスGPでは、レーシングブルズがホログラフィックを用いた特別デザインのマシンを走らせており、予選でも速さを披露した。パドックでは、アメリカの一部地域でしか展開していないハンバーガーショップの出張店舗が人気を集め賑わいを見せているという。現地の様子をF1ジャーナリストの尾張正博氏がお届けします。
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レーシングブルズがラスベガスGPで2025年シーズン最後の特別カラーリングを披露した。今回のテーマはCash Appの新プロダクト『Holo Card(ホロカード)』デザインだ。そのお披露目式に使用されたマシンはアイザック・ハジャーの6号車。撮影会を終えると、チームメイトのリアム・ローソンがコクピットを覗き込みに行った。何か自分とは違うものを発見したのか、ハジャーにいろいろと確認していた。
その後、チームのSNS用の動画をハジャーが自撮り。撮影終了後、ローソンはチームの広報に近寄って、スマホをチェック。どうやら、自分が影になっているのが気に入らなかったのか、ガレージに向かって行ったハジャーを呼び止めて、テイク2となった。
すると今度は自分がスマホを持って、ハジャーの前に立って自撮りを開始。
撮影を終えると、今度はハジャーがガレージの天井に向かってジャンプ。天井にタッチして、身体能力の高さアピールをしていた。
するとローソンも負けじとジャンプ。しかし、残念ながら、届かなかった。
今年のラスベガスGPの週末にパドックで大賑わいしているのが、ここ。『In-N-Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)』というアメリカで人気のハンバーガーショップの出張店舗。創業者の「駐車場がなくてもパッと入ってパッと帰れる(イン・アンド・アウト)お店にしたい」というのがコンセプトらしい。
海外に展開していないだけでなく、アメリカでも西海岸やラスベガスがあるネバダ州などにしか店舗がないため、チーム関係者だけでなく、地元アメリカのメディアも大勢並んでいた。そのため、In-N-Out Burger側は1日3000個を用意していた。
そのお味は、シンプルであるものの素材の美味しさを重視してオーダーしてから調理するため、とってもジューシー。ちょっと日本のモスバーガーに近い印象だった。出張店舗のメニューは『ハンバーガー』と『チーズバーガー』の2種類だが、バンズの代わりにパテをレタスで包むプロテインスタイルを頼んでいる人もいた。
グランドスタンド裏へ行くと、世界各国の料理が楽しめる屋台が。
メキシコ、イタリア、モナコ、アメリカと並んでアジア勢で唯一、出店されていたのが、日本料理。
そのメニューは、とんこつラーメンと鳥の唐揚げ弁当。
そのお店の近くで、角田のファンに遭遇した。なんでもネット通販で買ったのだとか。
ラスベガス・ストリップ・サーキットから見える名物のスフィアは、赤旗が出ると赤くなる。
レッドブルのピットボックス脇のイラストは、今回はラスベガスということで、カジノで人気のブラックジャックがテーマか? 最前列と最後列からスタートするレッドブルのギャンブルは果たして、当たるのだろうか?













