ランド・ノリスとマクラーレンにとって、これまで一度も表彰台に上がったことのないラスベガス・ストリップ・サーキットは最も苦手なコースのひとつと言えた。2025年は赤旗が繰り返された初日フリー走行2回目こそ首位に立ったものの、真の勢力図は見極めにくかった。

 そして翌日の予選は、ラスベガスGP初のウエット予選となった。フルウェットでの周回となったQ2までのノリスは、苦戦を強いられた。Q1は13番手、Q2は4番手。しかし路面が乾き始め、全10台がインターミディエイトタイヤ(浅溝/グリーン)を装着したQ3になると、見違えるような速さを発揮した。

 路面はそこかしこに水溜りが残り、そこに突っ込めば一気にコントロールを失ってしまう。それでもノリスは攻め続け、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.323秒差をつけての圧巻のポールポジションを獲得した。

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