中東2戦が中止になった4月、F1はレギュレーションについて関係各者からさまざまな意見を集め、その微調整を行っていた。4月20日に行われた最終的なオンライン会議は、国際自動車連盟(FIA)、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)、各チーム代表、パワーユニット(PU)マニュファクチャラーなどが参加し、シーズン序盤3戦のデータをもとに規則の修正について協議、決議を行った。その結果、第4戦マイアミGPからF1は変更されたレギュレーションでレースを行うこととなった。
主な変更点はエネルギーマネージメントに関する調整だ。まず、予選においてより全開走行を増やすために、予選での1周あたりの最大許容リチャージ量をこれまでの8MJから7MJに引き下げた。これによって、アタックラップ中の全開走行時にエネルギー回生を行うスーパークリップの最大持続時間が、1周あたり約2〜4秒短縮され、ドライバーが全開で走行する時間が増える。
