先週末にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたF1第16戦バーレーンGPでは、持ち込まれたタイヤのなかで最も柔らかい『C4』が、日曜日のレースで瞬く間にメインのタイヤとなった。これを受けて、F1にタイヤを供給するピレリは、今年最後のスプリントレースが開催される今週末の第17戦シンガポールGPにおいても、持ち込まれるタイヤのなかで最も柔らかいコンパウンドが同様の役割を果たすことになると予想している。
シンガポールGPに持ち込まれるタイヤは、ハードがC3、ミディアムがC4、ソフトがC5という最も柔らかい3種類だ。舞台となるマリーナベイ市街地サーキットのレイアウトは、中高速コーナーの数が少なく、90度の低速コーナーがほとんどだ。そのため例年タイヤのデグラデーションは小さく、またオーバーテイクも難しいので、シンガポールでは予選や決勝レースの1周目が非常に重要になる。歴史的に見ても、戦略の重要性はそれほど大きくない。

