スーパーGT第5戦 鈴鹿サーキット 大会直前情報

 2025年スーパーGT第5戦は、8月23日(土)、24日(日)に鈴鹿サーキットにて開催され、シーズンの後半戦に入ります。

 前大会『第4戦 富士GTスプリントレース』ではヨコハマタイヤ勢の多くのドライバーが躍動しました。GT500クラスではWedsSport ADVAN GR Supra/阪口晴南選手が前大会セパンから続く2戦連続のポールポジションを獲得(レース1)、リアライズコーポレーション ADVAN Z/名取鉄平選手が怒涛のオーバーテイクショーを披露しました(レース2)。

 GT300クラスではグッドスマイル 初音ミク AMG/片岡龍也選手が予選5位から攻めと守りの巧みな走りで2位表彰台を獲得(レース1)、同じくグッドスマイル 初音ミク AMG/谷口信輝選手が予選2位で速さ健在のベテランの存在感を見せました(レース2)。

 そして惜しくも表彰台は逃したもののマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号/木村偉織選手はアグレッシブで果敢な追い上げを見せ、ファン投票で選ばれる『J SPORTS ベストパフォーマンス賞』を受賞、レース後のポディウムにて表彰されました。

 以下、各選手から今大会鈴鹿にかける思いのコメントをいただきましたのでご紹介します。

阪口晴南選手(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

【セパンに続く第4戦レース1での2戦連続のポールポジションを獲得】
「このところのレースで自分たちの戦い方とタイヤ開発の方向性がいい結果として結びついてきていると思います。ポールポジションもまた獲れるようになってきました。やはり予選でできるだけ前に出て決勝を戦うというシンプルなスタイルで挑みたいと思っています。今週末の鈴鹿は暑くなりすぎないといいなと気になりますが、もちろん予選も決勝も、上位を目指して全開で挑みます」

WedsSport ADVAN GR Supra
WedsSport ADVAN GR Supra(阪口晴南/国本雄資) 2025スーパーGT第4戦富士

名取鉄平選手(KONDO RACING)

【レース2で観客を沸かせるオーバーテイクを次々と披露】
「鈴鹿はシーズンの中でも1番タイヤに負荷がかかるサーキットのひとつなので不安要素はいくつかありますが、その分楽しみでもあります。前回の富士大会のように観客の皆さんが見ていて楽しいと思えるような迫力あるレースができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

リアライズコーポレーション ADVAN Z
リアライズコーポレーション ADVAN Z(松田次生/名取鉄平) 2025スーパーGT第4戦富士

片岡龍也選手(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

【レース1決勝では後続を抑えながら前を攻め続けるという巧みなドライビングを披露】
「富士のスプリントでは惜しくも2位となり悔しい思いをしました。夏場に向けて手応えを感じるタイヤを事前のテストから見つけており、代役へ任せたセパン戦で結果として表れました。その勢いを持って挑んだ富士でもパフォーマンスを感じられながらも勝てなかったことは悔しいですが、シリーズを考えれば2位はとても良い結果です。今大会の鈴鹿も暑いレースが予想されますので私たちの手応えをそのまま速さと強さに繋げていき、全力でサーキットを走り抜きたいと思います」

片岡龍也(グッドスマイル 初音ミク AMG)
片岡龍也(グッドスマイル 初音ミク AMG) 2025スーパーGT第4戦富士

谷口信輝選手(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

【レース2で予選2位スタート。速さ健在のベテランの存在感】
「土曜日(レース1)は片岡選手が素晴らしい走りを見せてくれ、好成績を残しました。本人も『優勝できたはず』と悔しがるほどの速さで、そのおかげで僕はプレッシャーを感じつつも、このマシンなら絶対に戦えると確信して日曜日(レース2)に臨みました。予選ではポールを狙いましたが惜しくも2番手。それでもトップグループの速さは見えていたので、優勝を目標にスタートしました。決勝ではファステストラップを記録するなど速さは証明できたものの、土曜日とは変わってしまったコンディションに苦戦し、そのポテンシャルを維持できなかったことは悔しいです。今回の結果は残念ですが、次の鈴鹿大会では、再びこのマシンの速さを見せて、勝利を目指して頑張ります」

グッドスマイル 初音ミク AMG
グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也/谷口信輝) 2025スーパーGT第4戦富士

木村偉織選手(TEAM MACH)

【アグレッシブなバトルを展開し、J SPORT ベストパフォーマンス賞を受賞】
「先日の第4戦富士大会は、レース1を戦った塩津選手がいいバトンを渡してくれたことと、タイヤに支えられて非常にいいレースができました。最後までグリップが落ちずに高いパフォーマンスで走り続けられたのが良かったです。鈴鹿に向けても新しい収穫がありましたし、チームの士気もかなり上がったので、きっと面白いレースができるのではないかと期待しています。富士では『Jスポーツ ベストパフォーマンス賞』をいただけてうれしかったのですが、次は表彰台の真ん中に、ヨコハマタイヤさんの帽子をかぶって上がりたいです!」

マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号
マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織) 2025スーパーGT第4戦富士

 今週末の鈴鹿大会も、たくさんのドライバーが熱い戦いを見せてくれると思います。ご声援をお願いいたします。

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