2025年F1第23戦カタールGP金曜日のスプリント予選で、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのタイムを初めて上回った角田裕毅(レッドブル)。残り2戦は持てる力を最大限発揮して、ドライバーズチャンピオン争いを繰り広げているフェルスタッペンを少しサポートしたいと語っていた角田にとって、チームメイトの前からスタートする土曜日のスプリントは、その絶好の舞台となった。

 5番手から好スタートを決めた角田は1コーナーまでに4番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をかわし、3番手のランド・ノリス(マクラーレン)に並びかけながら1コーナーへ進入していく。「もっとリスクを取れたかもしれないが、マシンを安全に持ち帰りたかった」と言う角田は、無理にノリスへのオーバーテイクを試みることなく、2コーナーを4番手で立ち上がる。なぜなら、背後にはアロンソをとらえたフェルスタッペンが5番手に浮上していたからだ。もし、ノリスに仕掛けて自分がコントロール不能になったり、事故を起こすと、直後を走るフェルスタッペンにも被害が及びかねなかった。

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