BMW Mチーム WRTのハイパーカー・プログラムにおいて、ふたりで1台のマシンをシェアすることは、ケルビンとシェルドンのファン・デル・リンデ兄弟にとって「究極の目標」だという。11月9日にバーレーンで行われるWEC世界耐久選手権のルーキーテストにおいて、兄のケルビンはBMW Mハイブリッド V8での初走行を迎える。
今年、GT3に重点を置いたプログラムでBMWに加入した兄のケルビンは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパでのタイトル獲得、そしてインターコンチネンタルGTチャレンジの王座獲得など、数々のタイトルを獲得したシーズンへの褒賞として、WEC最終戦翌日の日曜日のルーキーテストで、LMDhマシンを初体験する。
WECではチームWRTのLMGT3ラインアップにも加わっている29歳の南アフリカ出身のケルビンは、これまでLMP2での限られた経験は持っているものの、トップクラスのプロトタイプカーでの初走行を心待ちにしていると語った。
