バーレーンで今後の状況について尋ねられたロッシ自身は、WECを継続する「可能性」はまだあると述べたが、BMWの計画については不透明であると認めた。
「正直なところ、プログラムについてはBMWと相談して決めなければならないので、まだ分からない」と、最終戦の金曜日の予選後、ロッシは語った。
「WECでもう1シーズン出場できれば嬉しいが、すべてのラインアップ、すべてのプログラムがそろうまで待つ必要がある。数ヶ月以内には分かるだろう」
ロッシは、2024年のバーレーン・ルーキーテストで初めてBMW Mハイブリッド V8を試乗した後、最終的にはこのLMDhマシンでレースに出場したいという明確な希望を表明していたものの、2026年にBMWからハイパーカークラスに出場する機会はないと否定した。
「昨年ハイパーカーを運転した時は、そのマシンが大好きで、レースに出場したいと思っていたが、残念ながら来年もそれは叶わない」とロッシ。
「BMWには多くのドライバー、しかも若いドライバーがたくさんいる。ファクトリーチームで自分のポジションを見つけるのは難しいね」
「難しいとは思う。でも僕は、将来チャンスをつかむことは諦めていない」


