10号車マクラーレン720S LMGT3エボ(ガレージ59)がクラスポールポジションを獲得したLMGT3でも、スタート直後の1コーナーで混乱が発生。78号車レクサスRC F LMGT3(アコーディスASPチーム)がグラベルに埋まってしまう。

 ブロンズドライバーでスタートすることが多いLMGT3クラスだが、78号車レクサスと、34号車シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R(レーシング・チーム・ターキー・バイ・TF)はシルバードライバーでのスタートを選択。34号車シボレーは、序盤のうちに上位へと進出した。

 序盤から92号車ポルシェが首位に立ち、2台のシボレーが続く展開となるなか、2時間経過を前にスリックタイヤへの履き替え時期を迎えると、ここからシルバードライバーがメインの時間帯となっていった。

 レース折り返し目前には、92号車ポルシェ、34号車シボレーに続く3番手に、69号車BMW M4 LMGT3(チームWRT)が浮上する。さらに、ポールシッターのトーマス・フレミングがドライブする10号車マクラーレンもポジションを上げ、表彰台圏内を伺う位置につけた。

マクラーレン720S GT3エボ
10号車マクラーレン720S LMGT3エボ(ガレージ59) 2026年WEC第7戦バルセロナ

 残り2時間を前にしたVSC時に各車はピットに向かい、プロドライバーがメインの終盤戦に突入。69号車BMWのダン・ハーパーが2番手、そして10号車マクラーレンのマービン・キルヒホーファーは3番手につける。残り1時間を前にこの2台はテール・トゥ・ノーズとなり、5度目のルーティン作業へ。

 首位の92号車ポルシェは、ここでリエツからシルバードライバーのペーラへと交代。ピットタイミングがオフセットしているマキシム・マルタン駆る61号車メルセデスAMG LMGT3(アイアン・リンクス)がいったんは首位に立つが、残り42分でピットへ向かうと再び92号車がレースをリードした。

 2番手争いは最終盤も接近戦が続いたが、残り11分のホームストレートでサイド・バイ・サイドになると、ターン1への進入で10号車マクラーレンが前に出ることに成功した。

 92号車ポルシェは最後まで危なげなくレースを戦い、2位の10号車マクラーレンに4.7秒の差をつけトップチェッカー。3位表彰台は69号車BMWのものとなり、34号車シボレー、21号車フェラーリ296 LMGT3エボ(ビスタAFコルセ)、61号車メルセデスと続くトップ6のオーダーとなった。LMGT3クラスのタイトル争いは、最終戦に持ち越されている。

 2026シーズンのWECは、残り1戦。11月8日にイタリアのモンツァで、第8戦の6時間レースが行われる。

ポルシェ911 GT3 R
92号車ポルシェ911 GT3 R LMGT3(ザ・ベンド・マンタイ) 2026年WEC第7戦バルセロナ

本日のレースクイーン

姫歌ひめか
2026年 / スーパーGT
N9 JLOC Girls
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円