10月12日の全日本スーパーフォーミュラ選手権第10戦は、午前中の予選こそ行われたものの、午後に入ってスタート進行の時間が近づくにつれ、富士スピードウェイには濃い霧が立ちこめた。結局、この濃霧が解消せず、安全性が確保できないため、決勝レースは中止という判断が下された。

 ランキングリーダーとして富士2連戦に臨んだ坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)にとっては、得意のサーキットでポイントリードを広げたいところだったが、雨による途中終了でハーフポイントとなった11日の第9戦(坪井は2位)に続き、ネガティブな週末となってしまった。

■“寒い鈴鹿”に見出したいチャンス

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