9月末に行われたWEC世界耐久選手権第6戦の富士6時間レース。トヨタレーシングは8号車TR010ハイブリッドが戦略を絡めて逆転優勝を飾った一方、小林可夢偉組の7号車は序盤からスローパンクチャーや他車との接触などにも見舞われ、思うようなレース展開に持ち込めなかった。
結果的には8位でこのレースを終えた7号車だが、レース後半でのポジションダウンのひとつの要因となったのが、可夢偉が乗車時に導入されたフルコースイエロー(FCY)開始時のスピード違反だ。規定のタイミングまでに80km/hへの減速が間に合わなかったとして、ドライブスルーペナルティが科せられていた。
決勝直後の日本メディア向け囲み取材でも「絶対、マージンを持って減速しているのに」と強く主張していた可夢偉だったが、それから約2週間後、スーパーフォーミュラ第9・10戦富士大会の金曜夕方のミックスゾーンでWECに話題が及ぶと、可夢偉から新たな事実を聞くことができたので、ここでお伝えしておきたい。
