2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPのドライバー会見には、地元スペインの英雄フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とカルロス・サインツ(ウイリアムズ)が出席。しかし彼ら以上の存在感を見せていたのは、前戦のモナコGPを初制覇し、タイトル争いでもほぼ独走状態のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)だった。アントネッリ本人に質問が集中しただけでなく、他のドライバーへの質問もアントネッリ関連のものが多かった。
Q:フェルナンド、あなたはF1デビュー当時、すぐに将来の偉大な王者候補と見なされ、実際に王座を獲得しました。アントネッリも初勝利から勝ち続けています。彼の活躍をどう見ていますか?
アロンソ:「今のドライバーたちは僕の時代と違って、クルマの技術的な部分をより深く理解できているよね。シミュレーターやさまざまなツールが、適応を助けてくれている。でもそんな要素を踏まえても、キミには信じられないほどの才能がある。カート時代は、特に凄かった。ジュニアカテゴリーでは結果に波があって、同世代のドライバーの中には隣の彼(オリバー・ベアマン/ハース)のように、キミより速い者もいた。でも今は圧倒的なクルマを手にし、ミスを犯さずに勝利を重ねている。レースとタイトル争いをリードするプレッシャーを受けながら勝ち続けているのは、本当に素晴らしい。自分のことのように嬉しいよ」
