2025年3月9日(日)
SUPERFORMULA第2戦予選・決勝
鈴鹿サーキット
予選結果
#64:6番手
#65:14番手
決勝結果
#64:6位
#65:5位
概要
・予選はイゴールが7番手で惜しくもノックアウトされたが、佐藤は2番手で順調にQ2へ
・佐藤はQ2で6番手タイム
・決勝レースでは14番スタートのイゴールが早々にピットインをする戦略で徐々にポジションを上げ、最終的に5位フィニッシュ
・6番スタートの佐藤はピットインを遅らせる作戦で終盤まで安定した速さで周回し表彰台も見えていたが、ピット作業のミスが響き6位でチェッカー
総監督:中嶋悟
「イゴールは昨日の鬱憤を晴らす走りでいいレースをしてくれました。佐藤にはピット作業のミスでかわいそうなことをしてしまいました。速さがあっただけに勿体なかったです。何とか2台ともポイントを獲得できましたので、次に繋げられるよう頑張って準備していきます。たくさんのご声援をありがとうございました」
監督:伊沢拓也
「佐藤選手は非常にペースが良く、表彰台を狙えるだけのスピードもあったので、ピット作業でミスをしてしまったのは申し訳なかったです。その後も諦めず、一番速いタイムで走ってくれたので、彼のパフォーマンスとクルマのスピードは見せてくれたのかなと思います。僕らが足を引っ張ってしまったのが本当に申し訳ないです」
「イゴール選手は大きなポジションアップを狙って、新しいレースフォーマットで恐らく一番難しい作戦を選んだのですが、それを完ぺきにこなして5位に入賞しました。昨日は新人らしいミスもありましたが、今日取り返してくれたと思います。予選含め、もっと上を期待していた部分もあるので、次戦のもてぎ大会はもっとやってくれるのではないかと思っています」
「この週末、なにより2台がすごくいいレースペースで走ったということが大きな収穫です。昨年まではどうしてもどちらか1台があまり良くないというレースが続いていたので、そういう意味ではチームの頑張りもかたちになり、次戦に向けても非常に期待感が高まっています。この調子で、チームランキングを上げて終えられる1年にしたいです」

#64:佐藤蓮
「予選に関しては、Q1からQ2に向けてきちんとステップを踏んでいい方向に合わせることができました。少しドライビングのミスもあったので、4番手ぐらいには行けたかもしれないです」
「決勝はステイアウトの戦略を採りました。非常にクルマのペースも良く、表彰台に手が届きそうな感触があったのですが、ピットでミスがあって後方に沈んでしまいました。最後に抜けそうなところもあったのですが、結局セーフティカーでレースが終わってしまい、今日は風が吹かなかったというところです。切り替えて、失敗の原因もしっかり分析して次に挑みたいと思います」
#65:イゴール・フラガ
「Q2進出というのが予選での最低ラインと考えていましたが、僕のグループは非常に僅差で厳しい戦いでした。ウォームアップが思ったようにいかなかったところがQ2に進めなかった要因でとても悔しかったです」
「決勝は、レースのすべての要素がうまくかみ合ったと思っています。スタート、作戦、ピット作業、アウトラップ、レースペース、クルマのセットアップ、すべてがいい状態にまとめられたレースでした。このいい体制を提供してくれたチームに感謝しています。本当にいろいろな経験ができた週末だったと思います」
「今シーズン、基本的にはポイント圏内のところでバトルしていきたいと思っていますが、スーパーフォーミュラでの実走経験は鈴鹿しかありません。ここから先はスーパーフォーミュラで走ったことがないサーキットに行くことになるので、2回のフリープラクティスでどれだけ自分のレベルを上げられるかというところが重要になってきます。挑戦はまだまだこれからです。頑張ります」

※次戦は4月19日・20日にモビリティリゾートもてぎで開催されます。