8号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
予選12位から決勝6位までアップするも満足せず次回もてぎでのリベンジ誓う
昨日のフリー走行では決勝に向けたセットアップのフィーリングは良かったが、スタート前のウォームアップではフィーリングが変わってしまい、順位が低迷してしまった。スタート前までにセットの見直しを行った。
1周のパレードラップとフォーメーションラップの後、スタートが切られた。スタートドライバーは大津弘樹選手。
クリーンなスタートを切ったが、1周目は順位をひとつ落としてしまい13番手を走行。
チームメイトが8周目にピットインしたため、順位は元の位置に戻った。さらに他車のピットインもあり、14周目には11番手、18周目にはポイント圏内の10番手を走行。23周目に他車のピットインがあり9番手までポジションを上げた。
24周目に300クラスの車両がコースアウト、セーフティーカーが導入された。
26周目にメインストレートで隊列を整えるため、停止。28周目にリスタートが切られた。このタイミングで数台がピットインを行い、この時点での順位は7番手。1時間経過した33周目にルーティンのピットインを行い、太田格之進選手に交代。他車のピットインもあり、38周目で12番手。トップの車両がピットインし、46周目の時点で11番手に上がるが、翌周にひとつ順位を落としてしまう。クルマのフィーリングはウォームアップよりは改善されたものの、充分なパフォーマンスを発揮できるレベルではなかったようだ。
50周目に300車両がコースアウト。FCY導入のあと、セーフティーカーに切り替えられた。52周目のストレートに一時停止し、整列が行われた。セーフティーカー先導中に300車両がコース脇でストップしてしまった。
コースアウトした車両の回収は終わり、セーフティーカー導入中に止まった車両は自力で再スタートを切ることができた。
55周目にレースがリスタートされた。リスタートの周にルーティンのピットインを行う車両が多く、57周の時点で5番手を走行。数台のルーティンのピットインがあり、66周目でトップを走行。
71周目に最後のルーティンのピットインを行いコースへ送り出した。72周の時点で8番手を走行。翌周には1台抜いて7番手。トップが見える位置にいて、その差は6秒。しかし、300車両のラップダウンに引っかかってしまい、なかなか差を詰められない状況が続いた。
78周目に再度FCYが導入された。メインストレートにデブリが見つかり、その回収のためだ。回収はすぐに済み、同周回中にリスタートが切られた。
前車にドライブスルーペナルティが課せられ、順位を6番手に上げた。
終盤は激しい4番手争いになったが、3時間が経過してしまいチェッカー。6位でレースを終えた。
●鈴木亜久里監督のコメント
「序盤は燃費走行しながら終盤に勝負をかける作戦で戦いました。6位にはなれましたが、もう少しスピードがないとこれ以上順位を上げることは難しいね。でも、予選のポジションを考えれば、6位でしっかりポイントを獲れたのは評価できると思っている」
●田中洋克チームディレクターのコメント
「ウォームアップではバランスが良くなくてレースも心配していました。しかし、走り出してみたら特に悪くもなく、戦えるレベルのペースは維持できていました。しかし、セーフティーカーが2回出たなかで、上手く作戦を合わせることができなかったのが敗因だったと思います。他車のピットインの様子も見計らいながらベストのピットインのタイミングを探していましたが、それも噛み合いませんでした。クルマの仕上がりは決して悪くなかったのでそれを生かせなかったのが悔しいですが、予選の位置を考えれば悲観することはないと思っています。代替戦と最終戦に向けて良いパフォーマンスを発揮できるように頑張ります」
●太田格之進選手のコメント
「予選12番手から決勝で6位になり、ポイントを獲れたのは良かったと思っています。しかし、狙っていたのは優勝だったので、それには遠く及ばなかったので悔しいです。ボク達はまだ優勝できていないですし、プレリュードが4連勝できているなかで、もてぎでは優勝したいと思います。ありがとうございました」
●大津弘樹選手のコメント
「決勝は6位で終わりました。予選のポジションを考えると大幅にポジションを上げることができましたが、戦略や展開次第ではもっと順位を上げられたと思っています。ボクのスティントはペースを上げられない場面もありましたが、燃費走行をしなければならないシチュエーションもありました。太田選手もトップグループと同じスピードで走ってくれましたが、上位には届きませんでした。まだ2戦残っているので、今回のことを次のレースに生かせるように頑張ります。ありがとうございました」
16号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
2回目のSCに順位アップを妨げられるも残り2レースは全部勝ちます
決勝前のウォームアップでは2番手のタイムを記録することができた。決勝へ向けて非常に良い雰囲気になった。スタートドライバーは野尻智紀選手。
クリーンなスタートで順位をキープしながら周回を重ねた。順位を上げるのが難しかったため、早めのピットインを行い、クリーンエアの中での走行を選んだ。
野尻選手は8周目にピットインし、給油、タイヤ交換を行って戦列に戻った。ライバル達のラップタイムが落ち込んでいるなか、野尻選手はライバル達より1-2秒速いタイムで周回を重ねる。狙い通りの展開になり、この後のポジションアップが期待された。
トップの車両が14周目にピットイン。順位をひとつ上げてこの時点で13番手。18周目に他車のピットインもあり、12番手を走行。23周目に他車のピットインがあり、11番手。
24周目に300クラスの車両がコースアウト。セーフティーカーが導入された。
26周目にメインストレートで隊列を整えるため、停止。16号車としては、前車との差が縮まり有利な展開になった。
28周目にリスタートが切られた。数台がピットインを行い、この時点で順位は9番手。この後は接近戦になり、激しいバトルが繰り広げられる。野尻選手は見ことな展開で順位をキープし続ける。1時間経過した33周目にチームメイトのピットインがあり8番手。さらに他車のピットインも始まり、37周目には2番手までポジションを上げた。
しかし、ひとつ後ろのクルマに41周目に抜かれてしまう。トップ車両がピットインし、2番手に浮上。序盤の作戦が上手く噛み合った。
50周目に300車両がコースアウト。FCYのあと、セーフティーカーが導入された。52周目のストレートに一時停止し、整列が行われた。セーフティーカー先導中に300車両がコース脇でストップしてしまった。
コースアウトした車両の回収も終わり、コース脇に止まってしまった車両は自力でコースに復帰し、55周目にリスタートが切られた。
野尻選手は56周目にピットインし、佐藤蓮選手に交代。11番手でコースに復帰。58周目には10番手を走行。61周目に前車を抜いて9番手。前車との差は1秒前後だが、なかなか抜くまでには至らない。
78周目にFCYが導入された。メインストレートにデブリが見つかり、その回収のためだ。回収はすぐに済み、同周回中にリスタートが切られた。
前車にドライブスルーペナルティが課せられ、順位を8番手に上げたが、85周目の攻防で300車両に引っかかってしまい順位を元に戻してしまう。
その後は膠着状態が続いき、背後のクルマに迫られてしまい、94周目に追突されてしまう。順位を落とさずに周回を重ねることができたが。3時間が経過してしまいチェッカーが振られた。9位でレースを終えた。
序盤は作戦通りの展開でトップを争える競争力を魅せたが、2回目のセーフティーカーの影響もあり、最後までトップグループに残ることはできなかった。しかし、戦略は的を射ていたし、車のパフォーマンスも非常に良かったので、この良い雰囲気を維持し、残りの2レースを戦って行きたい。
●土屋圭市監督のコメント
「2回目のセーフティーカーの前にピットに入れれば勝機はあったのですが、これもレースなので仕方ないです。野尻は良い展開で順位を上げてくれたと思っています。序盤のピットインは自分のペースで速く走れることと、燃費を稼ぐことが目的でした。野尻にとっては過酷な条件ではありましたが、1回目のセーフティーカーでは狙い通りだと思っていましたが、ちょっと引っ張りすぎました。でもここ数戦はクルマの速さもあるので、もてぎでは良い結果で今シーズンを締めくくりたいと思っています」
●田中洋克チームディレクターのコメント
「ある程度、作戦の幅を持ってレースに挑むことができました。ピットインのタイミングも選択肢があり、8周目にピットインしたのですが、そのあとにセーフティーカーが入ってしまい、そこまでは作戦的には上手く行っていました。2回目のセーフティーカーで作戦が機能しませんでした。もちろん想定はしていたのですが、あと、2-3周遅くセーフティーカーが出ていれば、その前にもう一回ピットインできたのですが、こればかりはレースなので、何が起こるか分からないなかで作戦を考えて行かなければなりませんが、結果的には上手く行かなかったので、もったいなかったと思っています。次のもてぎは頑張ります」
●野尻智紀選手のコメント
「残念ながら9位でレースを終えました。序盤の展開は良かったと思っています。2回目のセーフティーカーのタイミングは自分達にとって良くなかったと感じています。ペースももう少し上げたいと思っていましたが、燃費も考慮しなくてはならなかったのと、2回目のセーフティーカーでは作戦通りに行かず、劣勢になってしまいました。
今回は我慢のレースを強いられる展開になってしまいましたが、もてぎではフリー走行から積み上げて2レース優勝できるように頑張ります。ありがとうございました」
●佐藤蓮選手のコメント
「求めていた結果とはかけ離れてしまいましたが、一時はトップを快走するなど、クルマのパフォーマンスは良かったと思います。セーフティーカーのタイミングに翻弄されてしまいましたが、課題もあれば良かったところもあるので、しっかり準備してもてぎで2連勝したいです。まだタイトルの可能性も残っているので、フルプッシュでチャレンジしていきたいと思っています。応援ありがとうございました」
