エステバン・オコンに代わって平川亮が出場したF1第19戦メキシコシティGPは、緊急参戦したドライバーだけでなく、そのドライバーをサポートするチームにとっても、チーム力が問われる一戦となった。というのも、グランプリが始まってからドライバーを変更するという状況は、一般の人たちが考えるよりも大変だからだ。
まず、国際自動車連盟(FIA)への事務的な手続きだ。チームはグランプリごとに出場させるドライバーのリスト(エントリーリスト)をFIAに提出しているのだが、メキシコシティGPのエントリーリストにはオリバー・ベアマンとオコンを登録していたため、これを変更しなければならない。10月31日の土曜日の朝、ハースはFIAに変更手続きを行い、午前8時35分にFIAは申請を以下のように受理した。
