スーパーGT第8戦(最終戦)
MOTEGI GT 300km Race GRAND FINAL

モビリティリゾートもてぎ
予選:11月1日
天候:晴れ
コース状況:ドライ

予選:13番手

 スーパーGTシリーズ第8戦(最終戦)は、木々が秋色になったモビリティリゾートもてぎにおいて300kmレースとして開催。このレースではサクセスウエイトがなくなりガチンコの勝負となる。前日午後から降り始めた雨は夜には大雨となったが、予選日は早朝から晴天となった。コースは完全ドライではなかったが、サポートレースのFIA-F4の予選が行われるうちにほぼドライコンディションとなった。

 やや雲がかかり気温17℃、路面温度21℃の9時10分に公式練習がスタートした。このセッションでは堤がセッティングとタイヤと路面の確認をし平良に交代。トップタイムとは1.325秒差の11番手となったが、2番手の車両とは0.406秒差であった。

 公式予選は気温22℃、路面温度24℃の14時にスタートした。今回はA組に区分され平良がコースイン。14台のうちトップ9に入ればQ2へ進出となる。セッション終盤、計測ラップ4周目で平良は1分47秒182をマークして3番手につけた。その後、平良のタイムを上回る車両が3台あり順位は6番手まで下げたが、無事Q2への進出を果たした。

 Q1を突破した18台で上位グリッドを争うQ2は、やや日差しが傾いた14時53分から10分間行われた。堤がコースインして計測3周でタイヤを暖めアタックに入り4周目に1分46秒800。さらにアタックを続けたが第5コーナーでパワステのトラブルのためにバランスを崩しアタックをやめてセッションは終了。結果は13番手で決勝のグリッドが確定した。

 今シーズンのラストレース300kmの決勝は13時にスタート予定。

HYPER WATER Racing INGING 2025スーパーGT第8戦もてぎ 予選レポート
HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響) 2025スーパーGT第8戦もてぎ

堤優威

「朝の公式練習から先日行われたテストの時のような感触がなかったのですが、チームはセッティングを合わせ込んでくれました。しかし、0.2~3秒足りないなという感じでした。うまくアタックできても5~7番手ぐらいだったと思います。アタック2周目、5コーナーの出口でハンドルが固まってしまいクルマが左を向いてしまったので、それでアタックをやめてしまいました。明日はひとつでも上の順位でゴールできるよう頑張ります」

平良響

「今年はBoP(バランス・オブ・パフォーマンス=性能調整)もキツくなりタイヤ径も小さくなり、これが僕たちの精一杯かなと思います。いまひとつだった公式練習から大幅にセッティングを変えたことがすごくうまくいき、自分的にはいい走りができました。それはエンジニアの(渡邊)信太郎さんを中心にいろいろ考えてくれた結果だと思います。明日の決勝は中段からのスタートになりますし、周りはGT3車両ばかりで、もてぎはストップ&ゴーのコースですからいつも以上にきついと思いますが、頑張って追い上げます」

加藤寛規監督

「予選結果は13番手と、自分たちが思っていたよりもペースがありませんでした。苦しいスタート位置なのですが、明日の決勝は今日とはまたコンディションも異なるでしょうし、何ができるのかチームでしっかり考え、今シーズンのベストなレースができるように頑張りたいと思います。応援をよろしくお願いします」

本日のレースクイーン

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2025年 / スーパー耐久
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