ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2026シリーズ第1戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で2026年3⽉28日(⼟)に開催しました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:17度 路面:27度(セッション開始時)
2026年シーズンのPCCJ開幕戦は、昨年同様に鈴鹿サーキットのF1日本GPサポートレース。最終的なエントリーは、プロクラスが10台、プロアマクラスが4台、アマクラスが3台の計17台となった。注目のプロクラスは、2025年PCCJ王者の#78 木村偉織、2024年PCCJ王者の#60 伊東黎明、PCCJ最多の4度王者を獲得している#57 近藤翼、2023年スーパーGTのGT300クラスチャンピオンドライバーの#29 川合孝汰、昨シーズンは#78木村と王者争いを繰り広げた#99 渡会太一が参戦。この国内勢に加え、2025年ポルシェカレラカップドイツ(PCCD)のチャンピオン#66 ロベルト・デ・ハーン、2025年ポルシェカレラカップアジア(PCCA)のチャンピオン#36 ディラン・ペレイラ、元F1ドライバーでスーパーGTでも活躍する#38 ロベルト・メリ、かつて日本やル・マン24時間で活躍したブノワ・トレルイエを父に持つ#9 ジュール・カズキ・トレルイエ、東南アジアF4選手権2025シーズン王者の#12ホアン・ダット・サワーが海外から参戦。国内外の強者が一堂に会し、最初のセッションとなった27日(金)のフリー走行から激しいトップタイム争いが繰り広げられた。ここでは#66 デ・ハーンが2分01秒870のトップタイムを記録した。
28日(土)は、朝から春の青空が広がり10時20分にPCCJの公式予選がスタート。各車一斉にコースインを開始し、3周目に昨日トップタイムをマークした#66 デ・ハーンが早くも従来のコースレコード2分01秒634を上回る2分01秒260を記録。鈴鹿サーキット初挑戦ながら、PCCD王者としての実力を見せつける。このタイムに刺激されたのか、翌周には#57 近藤が2分01秒741を記録して、トップの#66 デ・ハーンに迫る。そして、1回目のタイムアタックを終えた各車は、2回目のタイムアタックに向けてピットイン。タイヤ交換やマシン調整を施し、2回目のタイムアタックへ備え、30分間の予選時間を半分過ぎたあたりから再びコースインを開始する。この2回目のタイムアタックで、トップの#66 デ・ハーンはさらにタイムを更新して2分00秒920の新しいコースレコードをマーク。日本人勢も負けずにタイムを更新するが、#99 渡会が2分01秒224と一歩届かず。これにより#66 デ・ハーンのポールポジションが確定し、「PCCJ初挑戦で、ポールポジション、コースレコードを記録でき、完璧な1日になりました。この調子で、明日も優勝を狙っていきます」と喜びを語る。#66 デ・ハーンとともにコースレコードを更新し予選2番手となった#99渡会は、「最終アタックでは二か所でブレーキングをミスしてタイムロスしましたが、チームでフロントロウを独占できてよかったです。明日はスタートから勝負を仕掛けていきます」と、決勝でのリベンジを誓う。予選3番手となった#57 近藤は、「久しぶりのPCCJ参戦ですが、三番手を取れました。決勝は表彰台の中央を目指して頑張ります」と意気込む。予選4番手の#36ペレイラまではトップから1秒以内となっているだけに、決勝での好バトルが期待される。
プロアマクラスは、昨年のアマクラス王者で今年昇格した#16 Hiroがポールポジションを獲得。「ポール獲得は嬉しいですが、もう少しタイムを伸ばせたと思います。開幕戦で優勝を飾り、いいスタートが切りたいですね」と語る。クラス2番手の#88 Tiger Wuは、「アタックでミスし、クリアラップを活かせなかったのが残念です。明日は自分のベストを尽くして挑みます」と、気持ちを入れ替える。アマクラスのポールポジションは、PCCAに参戦中の#91 ヘンリー・ケイが獲得。「今日はクルマの調子が良かったので気持ちよく走れました。チームに感謝はしたいと思います。明日はレースを楽しみながら、優勝できれば嬉しいですね」と予選を振り返る。
今シーズンの開幕レースとなる第1戦の決勝は、29日(日)10時55分にスタート(12周もしくは30分間+1周)を予定している。果たして開幕戦を制するドライバーは誰になるのか、注目したい。
